医事課おススメ!医療系TV番組

 

結論:勉強になるのは『総合診療医ドクターG』、『スーパードクターズ』、あと『コウノドリ』。

 

 

当院には一般急性期病棟があり、DPCで計算しています。

(現在、多くの一般急性期病棟ではDPCでの計算が導入されています。)

 

DPCとは、入院中に行った医療行為の診療報酬点数をすべて足して医療費を出す(出来高)のではなく、入院中最も治療を要した病名を決め、その病名1日当たり何点というすでに決められた点数で医療費を出す方法です。

出来高での計算と違い、DPCは「何の病名でDPCを組むか」が非常に重要になってきます。

患者さんの入院中の治療全体を見渡し、色んな病気を同時に治療したとしても「結局どの病気に最も治療を要したか」を見極めなければなりません。

 

入院の計算に求められるのは、医学知識とともに「治療のストーリー」を見ることです。

ある病気に対して、どんな検査や投薬、手術の流れが標準的なのか、その流れからイレギュラーで外れた時医師は何を治療しているのか。

自分が捉えた「治療のストーリー」にほころびがあると、健康保険に保険請求してもレセプト上で「この病名にこの治療は過剰ではないですか?」と使った医材や薬剤を査定されることもあります。(査定されると、せっかくやった医材や薬剤にお金が出ないため病院の収益が減るのです。)

医事課での保険請求はかなり高度な医学知識を求められます。

 

なかなか本格的に医学知識を学ぶ機会がないので、医事課職員は医療ドキュメントもののテレビ番組を見て勉強しています。(ただ見るのが好きなだけかも…)

 

医事課イチオシはNHKの『総合診療医ドクターG』

患者さんの症状に対して医師が何の病気を疑って、どうやって病気を絞っていくか(鑑別といいます)その過程が分かるのが大変勉強になります。

 

また「神の手を持つ医師」と呼ばれる各病院の先生方の手技が見られるTBSの『スーパードクターズ』

カルテ上、「○○術を施行」と書かれても実際どんな手順でどんな手術をしているのか医事課職員にはイメージが付きにくいので、リアルなオペ映像は生きた教材です。

 

医療ドラマは、ストーリー部分重視で医療現場のディテールはほぼ無視されているので、観てもあまり勉強にならないことが多いのですが、ある医師が太鼓判を押していたのがTBSのドラマ『コウノドリ』でした。

医療安全セミナーの資料にもなるくらい、リアルなドラマに仕上がっているそうです。

 

 

ある時医局に入ったら、ある医師の机の上にアメリカのTVドラマ『ER 緊急救命室』のDVDが積み重なっていました。先生方もドラマなどで勉強しているようですね。(ただ見るのが好きなだけかも…)