ICU1泊2日入院にご注意!

 

結論:夜入院して翌朝退院すると2日分の入院費を取られる。

 

冬も近づき、もうすぐクリスマス、忘年会、新年会など宴会シーズンの到来です。

お酒を飲み過ぎて気分が悪くなり、夜中に救急外来を受診したり、救急搬送されてそのまま入院となったりする患者さんが増えるシーズンです。

 

たとえば夜の20時に入院し、翌朝の8時に退院するパターンの入院費は、12時間しか病院に滞在していないにも関わらず、2日分の入院基本料を取られていることをご存知でしょうか?

 

診療報酬上の「1日」は0:00~24:00です。夜中の24時を境に1日と数えます。

夜20時に入院し、翌朝8時に退院した場合、ベッドを使ったのは12時間程度でも

夜20時~24時で1日、0時~8時で1日、計2日入院したとみなすため、入院基本料は2日分かかることになります。

この、夜入院して翌朝退院する1泊2日パターンが多い病気があります。

男性の場合「急性アルコール中毒」

女性の場合「急性薬物中毒(オーバードーズ※薬を故意に多量服薬すること)」

です。

これらの病気の場合、念のためICUに入院することが多いため、入院基本料も一般病棟のそれに比べ2~3倍の点数となり、3割負担で大体5~6万円かかかります。

また夜間に救急外来を受診すると、各種の深夜加算を算定できるため日中の受診より割高です。

急性アルコール中毒も急性薬物中毒も自分で防ぐことができる病気です。

思わぬ出費に見舞われないためにも、ICU1泊2日がいかに高額かを心に留めておきましょう。